BNF 語録

僕が株を始めたのは、ITバブル崩壊後の下げ相場からです。下げ相場といっても、決して一直線に下がるわけじゃありません。一定の下値に達したら、リバウンドで上昇するのが普通です。当初は下げ相場のなかで、下値に達したと思われる銘柄を買って値上がりを取っていくスタイルでした。

 

海外の株式動向や為替の動きなど、できるだけ重要な要素を考えながら、関連銘柄を探すんです。さまざまな要素を組み込んでいけば、勝つ確率も高くなっていく。株式投資というのは、勝つ率の問題なんですよ。10回やって6回勝てばいい。

 

結局“値動き”がいちばんの材料。ニュースって後追いのことが多いから。たから雑誌も企業の決算書もあまり読みません。

 

なんで株価が下がったのか。すぐに戻す下げなのか。買った後、すぐに上がる株こそかえって少ない。そこの見極めですね。それには何より、株を毎日見ていくことです。相場は上がるし下がるし、まさに生き物。本を読むよりも相場に出て、その感覚を体得するのが重要です。

 

これをやったら儲かるなんて、ないんです。まず全体を見てください、全体を。あくまで市況全体を読み、投資先のセクターを決めることが先です。 売買代金・出来高・値上下のランキングを見て、その市場を牽引している銘柄をチェック。さらに米国市場、日経先物、為替、、全部見ることが大切です。

 

悪い時はとことん悪くなるけど、潜在能力があって、景気が回復すればすぐ収益で恩恵を受ける実力のある企業。歴史があって、倒産リスクが少なくて、チャートの裏付けが数十年間以上取れて、流動性が十分にある銘柄はいい。